9月17日にトレイに50粒ほど種まきをして、
大量にある強炭酸のペットボトルを使った水耕栽培で育ててきたケール。
このまえ収穫して、ケールのサラダを作った残りがあったので
それを使って、スパニッシュオムレツに仕立てていこうと思います!
スパニッシュオムレツは、卵とジャガイモを使ったスペインの卵料理のことで、
ほんとは?トルティージャ・エスパニョーラと呼ぶみたい。
ブリトーで使うトルティーヤと何が違うんだい?
ということで調べてみましたところ、
同じtortillaなんだけど、スペインではジャもヤも卵料理、
メキシコでは、ヤもジャも薄く焼いたあのパンの一種を指すんだって。
日本では、トルティージャはスパニッシュオムレツ、
トルティーヤは薄く焼いたやつ、で分けているみたい。
なるほど?
ちなみにスペインでは、
トルティーヤ(パン)のことをトルティージャ(卵)と分けて
Tortilla de maiz(トウモロコシ粉のトルティーヤ)みたいな感じで、
「○○の」をつけるみたいね。
よくキッシュと混同されちゃうことがあるけれど
キッシュは、卵と生クリームを使ったフランスの卵を使った料理。
スペイン風オムレツと称しながらも生クリームを使ったレシピがあるけど
その時点でスパニッシュは跡形もなく消し去られ、フレンチに…!
それでは、
ケールのスパニッシュオムレツを作っていきます!
<材料>
卵 2個
じゃがいも小 1個
ベーコン 適当
ケール 適当
塩 ひとつまみ(ベーコンの塩気しだいだけど、0.5%弱くらい)
胡椒
パルミジャーノレッジャーノ(パルメザンチーズ、粉チーズ)

卵に塩を入れ、攪拌しておきます。
ベーコンが入るので、お塩の量は控えめに。
足りなければ食べるときに足せばいいのです♡
オリーブオイルを熱したフライパンにベーコンを入れ、
焼きながら脂を出していきます。
そこに、厚めにスライスして蒸したジャガイモを入れ、焼き目を付けます。
本来は、オリーブオイルでじっくり火を入れていくみたいだけど
レンチンで時間短縮。
そういえば、スペインがオリーブオイルの生産、世界一だってご存知でしたか?
わたしは、オリーブ=イタリアだと思い込んでいたので、
スペインに行って驚きましたw

ジャガイモに焼き色がついたら、ケールと卵を入れて焼いていきます。
が、
今回は、小さいケーキのようなオムレツをつくりたかったので、
φ90mm(H45mm)のセルクルを使ってオーブンで焼いていきます!
体積は、4.5(r)×4.5(r)×3.14(π)×4.5(H)=約286㎤
つまり、(1000cm3 = 1Lだから)286cc分入るってことね!
卵2個は用意しすぎたかな…?なんておもったけど、
卵1個が約60ccだから、2個で約120cc、ちょうどよかったみたい♪
算数や数学が一体なんの約に立つのか?
なんて問いがよくあるけれど、
おいしいご飯の基本は「いい塩梅(塩加減=塩分濃度)」ですから、
料理に算数は欠かせないのです。(ホントに!

セルクルをフライパン(ティファール)に乗せて、
ジャガイモ→ベーコン→ケール→卵
みたいな感じに適当に層になるように詰めていきます。
感覚的に、土台になる一番下はジャガイモがいいと思う。
そして、「ケールの」と言っているので、一番上はケールかな?
オーブンに入れられないようなフライパンの場合は、
オーブン皿にオーブンペーパーを敷くとか、
底が平らなグラタン皿を使うといいのかも?しれない。
セルクルいっぱいに具材を詰め込んだら、
180度に熱したオーブンで15〜20分ほど焼きます。

18分くらい焼いてこんなかんじ。
卵が沸騰して、溶岩ドームを形成しながら島を作り始めています。
火の通りが心配な場合は、鉄グシなどを挿して確認。
指で押して弾力があったらオッケーだとおもう。
焼き上がったらセルクルを取り外してオムレツをお皿に乗せ、
パルミジャーノレッジャーノをグラインダーで削りながら振りかけ、
黒胡椒をふったらできあがり♡

おぉぉ…!
予想どおりの出来映え!!
いや、見た目も味も予想以上??!
ナイフで切り分けて、断面を楽しみながらいただきます♡
パルミジャーノレッジャーノをしっかり付けていただくと、
とても美味しい!
ほんとに、美味しい!

ケールじゃなくても…
というくらいケール感が少ない仕上がりにはなってしまったけれど、
こんなのでてきたら、惚れてまうな!ってくらいの出来上がりだったので
大満足です♪
1回目のケール収穫分は終わってしまったけれど、
次にまだ収穫できるケールがあるし、
考えているレシピもまだまだあるので、
引き続き作るのが楽しみです!
とりあえず、今日はここまで。
おいしかった…