鶏のすき焼き風

これを関西人にみせたら、「すき煮やん」とか言われそうだけど、そんなかんじ。

ひとり暮らしを始める男の子を応援するための、レンチンクック考察、2晩目。

本人から、まだ料理できるような環境ではないので「今日も外食…」と連絡が入って、「何食べたの?」って聞いたら「すき家のすき焼き」だっていうの。

すき焼きか!

そういえば、わたしはすき焼き的な味の濃いものって、白いごはんが食べたくなるし、いまならお酒が飲みたくなっちゃうから避けているけど、男の子ってこういうの好きだよね!

ははーん、すき焼き、いいねぇ。

実家から帰ってきて、姪のお守りに行って、帰りの電車から降りたところで23時15分。
「すき焼きもレンチンでできるかな…?帰ったらわたしの夕飯で鶏スキ風してみよう」

家には基本の食材しかないので、そのままの足で24時間営業している肉のハナマサへ。
久々に飲み屋街へと近づくと、アセトアルデヒド(アルコール分解酵素)の臭いが顔に吹き付けてきて、思わず「酒クサっ!」なんて思ってしまった自分に驚く。
そう、わたしもつい3カ月前までは、こんな臭いをプンプンさせていたのだ。
タバコもそうだったけど、のまなくなるとその臭いがとても分かるし、とても臭いね…!

一目散に仕入れた材料をぶら下げてお家へ退散!

さぁ、作ろうか。

<材料(1人前)>
鶏肉(もも) 1/2枚
白菜1/4 2枚ほど
長ネギ 白い部分の半分
ニンジン 3cmほど(赤みがあると綺麗)
セリ 4株ほど(他、春菊、ニラ、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜など)
えのき 適量
しいたけ 2本(他、マイタケ、シメジ、エリンギなど)
しらたき 適量(他、マロニーちゃんなど)
絹豆腐3パック 1/2パック(他、綿豆腐、焼き豆腐など)
– – – – – – – – – – – – –
濃口醤油 大さじ2
砂糖 大さじ2
酒 大さじ1

※調味料:鍋で火にかけて仕込む場合は、醤油:砂糖:酒=1:1:1
※最低限、白菜とネギとお肉があれば、それなりの味になる!
 けど、プラス緑・赤の彩りを揃えると、見た目が良くなるよ♡

材料の目安

しらたきを使う場合は、「あくぬき不要」か「無印」か確認をして、何も書いていない場合はアク抜きをしますb
しらたきはアク抜きしなくてもいいみたいな話はあるけれど、生臭いからアク抜きしたほうが美味しいし、お肉と合わせるときはタンパク質がアク(石灰)で凝固してしまうので、抜いたほうがベター。

アク抜きの方法は2通り。
方法1:沸騰したお湯で2、3分茹でる。(一般的)
方法2:袋にしらたきとお砂糖大さじ2ほど入れて揉み込み、10分ほど放置。
※アク抜きしてあるものは「あくぬき不要」とか書いてあるよ♪

こんにゃく屋さんが言うには、方法2のほうが味染みがよくなるみたい。
実際、方法2のほうが美味しくできあがる。


では、材料を切ってMICROWAVE COCOTTE COOKERに入れていきましょうか!
白菜は、そぎ切りに。
長ネギは、斜め切りに。
ニンジンは、2、3mm厚に切る。
セリは、食べやすい長さに切る。
えのきは、ささっと洗って菌床を切り落とし、手で割く
しいたけは、石付きを切り落とし、軸と傘と分ける。軸も食べられるよ!
米マーク的な飾り切りは気分で。

こんなかんじに入れると、見た目がきれい♡

ここに、
濃口醤油、砂糖、酒を合わせたものを、上からかけて、レンジで6分。

レンジ6分かけたもの

1/3くらいカサが減っていい感じにクタクタに。

ここに、そぎ切りにした鶏肉と、お豆腐を入れます!

そぎ切りした鶏肉と、お豆腐をいれたところ

ここから追加でレンジ2分。

卵をお膳に添えれば、できあがり!

鶏肉、柔らかくて美味しい!!!
野菜にちゃんと味が染み込んでいてバッチリ!

ただ、お野菜からの水気が多いので、シャバシャバ感が否めないかんじ。
うーん…

ということで、
卵を上から落として、さらにレンジで2分加熱して「すきとじ」に。

う…
美味い…ッ!

なんかもう、鉄鍋とかじゃなくてレンジでいいんじゃない?って思ってしまうくらい、美味しい。
一品料理どーん!になってしまうけれど、十分にお腹も満たされる一皿になりました☆

さて、買ってきた材料は、あますところなく使い切りたいですね?
ということで、今回の材料を使えるレシピを、明日から展開してみようと思います!

どんなお味が出来上がるかな〜ン♡

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