チキンオーバーライス、完成?

いったいどれだけ作るのだ。

というくらい、この4年間作り続けてきたチキンオーバーライス。
でも仕方ないのです。

マンハッタンで食べたあの味を、わたしは再現できた!
って思えるまで、この闘いは続くのです。

☆チキンオーバーライスとは
アメリカに移住したトルコ人が屋台で売り始め、
マンハッタンで働くニューヨーカーたちの胃袋をがっつり掴み
いまやNYのソウルフードとまで呼ばれるようになった料理。

つまり、ターキー(トルコ料理)なの。
そこを忘れないようにしないと、ついついカレーに寄っちゃう(笑

毎回使うスパイスを変えているんだけど、
今回はこれで行ってみます!

<材料>
鶏モモ肉・鶏ムネ肉 1枚づつ(約500g)
〔漬け地〕
 ヨーグルト 100g
 スパイス(割はヒミツ…!)
  クミン
  コリアンダー
  オレガノ
  パプリカ
 塩(鶏+ヨーグルト重量の1%)
 ニンニク 1カケ(すりおろす)

※たくさん仕込んでおいてソンはしない。
※スパイスの種類より、割にこそ、ポイントがあった!
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〔ごはん〕
 バスマティライス Lal Quilla/ Extra Long Grain 100cc(2、3人前)
 ターメリック 小さじ1

 ※ターメリックではなくサフランを使ってもOKだけど、
  NYの屋台でサフランは高級すぎる…
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〔サラダ〕
 レタス 適量
 トマト 適量
 ※キャロットラペやスライスオニオンなどはお好みで。
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〔ホワイトソース〕(うまい!とおもう割で)
 ヨーグルト 適量
 お酢(レモン汁) ヨーグルトを溶くくらいの適量
 塩、砂糖

※お酢は、すし酢でもOK。その場合、塩・砂糖はなしで。
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〔ホットソース〕(うまい!とおもう割で)
 ケチャップ 適量
 辛い何か 適量(わたしは、タバスコのスコーピオンソース)
 チリパウダー 適量
 酢 たらり
 胡椒ガリガリ

スパイスは浅岡スパイスをつかってまーす!

漬け地の材料(ヨーグルト、スパイス、塩、ニンニク)をまぜまぜし、
鶏肉をそのまま漬け込み、3日〜1週間冷蔵庫で寝かせます。
1時間ほどの漬け込みで焼いてもOKだけど、
数日漬け込んだ方が味も染みるし柔らかくなって美味しいですb

今回は、作るタイミングを逃しまくって、13日間漬け込みました。
(すごく柔らかくて美味しかった!!!

鶏肉の皮の有無はお好みで。
わたしはカロリー減と食感のために皮ははぎ、
余分な脂は切り落としてお掃除します。

ヨーグルトにスパイスをあわせる

チキンオーバーライスのチキンオーバーライスらしさ、
を出すために欠かせないものといえば
ホワイトソースと、ホットソース。

ベンダーで「1 chicken over rice, please.」と伝えると
「White sauce?」「Hot sauce?」と、必ずといっていいほど返事がくる。
わたしはもちろん、Both!
ただ、辛いものが苦手な方やお子さまは、White sauceだけにネ♡

ホワイトソース、ホットソースは、それぞれ合わせておく。
辛いものは要らないよ!って場合は、作らないでOK。
でもホワイトソースは、Why not!(入れなきゃソンソン!)

ホワイトソース
ホットソース


鶏を漬け込んで、ホワイトソース、ホットソース、サラダが用意できたら、あとはバスマティライスを茹でて、漬け込んだ鶏を焼くだけ!

まずは、バスマティライスを茹でて行こう!

日本のお米みたいに水加減とかないので、パスタを茹でるみたいな感じでお湯を用意。
(少なすぎる水はダメよ?w

沸騰したら、ターメリックとお米を入れて、鍋底にお米があたらないようにかき混ぜ、10〜11分茹でていきます。
お湯の表面がふつふつ、するくらいの火加減。
たまにかき混ぜて、お米同士が泳げるようにしてあげてください。
この間に、ソースやサラダを仕込んでもいいね!

ターメリックを入れたお湯でバスマティライスを茹でる
ざるにあけてお湯を捨て、鍋に戻し蒸らす

芯がなくなって茹で上がったら、ざるにあけお湯を捨て、鍋に戻し、蓋やアルミホイルなどを被せて、蒸らし&保温しておく。

そしたら、漬けておいた鶏を焼いていきます!

フライパンで焼いていく場合は、両面焼きながら、ヘラなどをつかって細切れにし、焼いていきます。(まな板にあげて切ってもオッケー)

わたしは、フライパンで両面焼いてから、180度のオーブンで16分焼きます。
定番の、鶏のグリルと一緒。
オーブンで焼いた方が、がぜん鶏がしっとり柔らかく焼けて美味しい。

オーブンがあるのにフライパンで塊のお肉を焼いている人がいたら、人生の半分はソンしてると思う。
というのも、美味しさはもちろん、フライパンだと焼いている間に火加減をみなくちゃだけど、オーブンは放置できるから、その間に副菜1品にスープくらいは作れる。

オーブンから出し、鶏を細かく切っていく

焼けたらオーブンから出し、ヘラなどを使ってひと口サイズくらいに切っていく。
現地の屋台だと、お好み焼きのヘラみたいなのでガンガン割いて?切って?いるので、鋭利な切り方じゃないほうがたぶんいい気がする。

こんなかんじ!

では、盛り付けます!
お皿でもいいけれど、屋台風に仕上げたいので、パルプ製のランチボックスに詰めていきます。
若干ザツい感じに、トマトを飛び散らせたりして。

こんなかんじ!

ここに…

ホワイトソースをかけて…
パプリカを振る!
お好みでホットソースも!

ホットソースはお好みで、だけれど、わたし的にはこれをかけてこそ!の、チキンオーバーライス!

さてさて食べてみましょう。

もぐもぐ…

!!?(こ…これは…!

来たんじゃないでしょうか…!

鶏がなにって美味しい!
スパイスいいかんじ!
ホワイトソースはいつも通りっ!
ホットソースがかなり完成度高い!!
そして、バスマティライスが、プリップリ!

きゅぅ〜〜〜ん♡(*ฅ́˘ฅ̀*)♡

なんとなくカレーに向かっていってしまう傾向が強かったんだけど、しっかりとオリジナルに引き戻された感じ。

ずいぶん迷走したけれど、
これ、完成でいいんじゃないかな?!

NYに行く機会があれば再考したいけれど、4年前の記憶を辿るとしたらこの辺りが限界のような気もします。

調合したチキンオーバーライスのオリジナルスパイス

ので、
とりあえず、いったん、
「わたしのチキンオーバーライス」は「完」として、
引き続き、チキンオーバーライスの啓蒙活動に励むことを誓いますッ!

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