お雑煮

元旦

うちのお正月は、
まずは新年のあいさつをするためのお茶から始まるの。

いまでは、みんなで顔合わせができる嬉しい時間になったけれど、
かつては、お正月の行事のなかでも特に嫌いだった時間。
というのも、父を筆頭に、順番に新年の抱負を述べていく時間だったから。

抱負ってなに?
って感じだし、「はい、つぎ」って名指しされるのがホントいやで、
「今年は勉強に励みます」
とか、父が適度に満足しそうな適当なことを言って凌いでたよねw

凌ぐためだとしても薄っぺらい…と思ってしまうけれど、
それ以前に、自分の抱負をご家族のみなさまがたに
なぜ発表せねばならぬのか??と、振り返っても疑問に思うw

心のなかで温めている計画や決意なんてものは、
密かに自分の中で育てるからこそ楽しいのだ。

とにかくこの時間には、新年の喜びなんてものは微塵もなく、
父からの尋問を受けているような、張り詰めた空気が漂う時間で、
せっかく温かく出したお茶も、
喉を通るころには信州の透き通った空気を感じるほどになってしまう始末。

軍国教育を刷り込まれてきた、父の家ならではの風習だったのだと思う。


そんなお茶の席には、
栗、前年に仕込んだ干し柿、黒豆が並ぶ。
今年は、栗きんとんではなく、焼き栗だったみたいw

だいたいわたしが寝坊をするので、母が支度をしてくれるの。
ありがとう;;


干し柿に一手間加えたこんなお菓子も用意。

干し柿を開いて、砕いたアーモンドを入れたクリームチーズを中に入れ、
ゆずを忍び込ませて巻いたもの。
くるみを入れたもの見かけることがあるけれど
くるみだと味が田舎臭くなるので、アーモンドがいいかんじ。

たるんだお腹を引き締めたいわたしに嬉しい、ビタミンEも豊富だしね!



お茶の時間が終わったら、朝食のお時間。

仕込んだお節に、ひいたお出汁でお雑煮。

昔は、おしるこも作っていたけれど、
わたしがお節を作るようになったころには、おしるこは番付外に。

ここまで揃えると、
やっとお正月がきた!
って感じる。


さてさて、
ブランチのような朝食が終わったところで
次なるタスクは今夜の芋汁。