挑戦!多肉植物育成ゲーム

え、何?
そんな育成ゲームがあるの??
ケータイ?PC?プレステ?

いやいや、ゲームといっても、
できるかな〜?
って自分で試行錯誤しながら遊ぶ意味でのゲーム。

元々の英語での「Game(ゲーム)」って、
「ルールに従って、環境または他人との相互作用により勝敗を決めること」
っていう意味みたいなんだけど、
日本語に取り入れられた際に、play(プレイ)と混同しちゃったみたいで
和製英語として「遊び」の意味も含まれてるんだって。

も、っていうかその要素の方が強い気がするよね。

「ゲーム感覚で試合に挑まないで!」
みたいな?

いえいえ、すごく真面目ですッ!

とはいえ、わたしの場合は「すごく真面目に遊ぶ」かな?

さて、そんな真面目に遊びたい多肉植物の育成ゲーム。

 

そもそも「多肉植物」ってなに?

南アフリカや中央アフリカ、メキシコあたりの乾燥地域出身の植物で、
乾燥に耐えるために葉や茎に水分をため込んでいるため
ぷっくりとした見た目が特徴。

原種だけでも1万種以上あるみたいで、
園芸で品種改良されたものを含めると2万種以上にもなるんだそう。
そのうち代表的なのが、
アロエ属、エケベリア属、セダム属、カランコエ属、クラッスラ属、ハオルチア属、リトープス属(メセン類)と、いろいろあるみたい。

以前、挑戦して失敗したのは食用サボテンのグラパラリーフっていうので、
グラプトペタルム(属)を品種改良したものなんだって。

今回挑戦するのは、エケベリアとハオルチア。

エケベリアは、メキシコを中心とした中南米原産で、
色鮮やかな葉が重なってロゼット(バラのような形)を形成する
春秋生育型の多肉植物。
秋から春にかけて日によく当てると葉がきれいに紅葉し、
春から夏にかけては花を咲かせてくれるんだって。

エケベリア

いっぽうハオルチアは、南アフリカ原産で、
エケベリアと同じようにロゼット形に育つ春秋生育型の多肉植物。
葉が硬くシャープなフォルムの「硬葉系」と、
葉が柔らかく透明感のある種類を含む「軟葉系」に別れるみたいで
一部の種類では葉の先端に「窓」っていう半透明の部分ができて
その色合いや模様、光の透過具合を見て楽しむんだそう。

ハオルチア

育て方は、どちらも「春秋生育型」で同じ、
なるべく日当たりがいいところに置いてあげるのがいいみたい。
だけど、たぶん直射日光は避けたほうがいいよね?

 

<「春秋生育型」多肉植物の育て方>

【春・秋】
日当たりのいい場所に置いて、土が乾いたら鉢底から水が出るくらい
たっぷりお水を与えましょう。

【夏】
高温多湿が苦手なので、ほぼ断水。
水をあげる場合は、夕方など涼しくなってから、葉水か、
土が半日ほどで乾くくらいのお水を与えます。

【冬】
ほぼ断水。水を切ることで耐寒性を高めることができます。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – –
だって。
なるほど?

ハオルチアは土に植ってきたものだけど、
エケベリアは、綺麗な品種が豊富な韓国産のものを取り寄せたので
検疫で根っこが切り取られてきちゃってるの。
だから、発根からの挑戦。

すこーし、発根してるかな?
このまま放置していいのか、霧吹きとかしていいのか
それすらわからない…


そもそも植物って自分で動けない生き物、でしょ?
だから、環境の変化(移動)に弱いんだって。
特に、この手の多肉さんが育ってる環境を想像すると、
ながーい時間をかけながら同じ場所でじーっくり育つ感じするじゃない?
だから、うちに届いたから、わーい!って移植したりすると
弱っちゃうんだって。

だから、どうせそのうち忘れるくらい放置することになるんだけど、
この、最初のころの「お世話したい欲」を抑えるのがけっこう大変なのよね。

ひたすら写真を撮ってガマン、ガマン。

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・マルミアーナ
エケベリア・シャルルローズ
エケベリア・ビーチボール
エケベリア・プレドニス×エレガンス

届く前は、そんなに期待もしていなかったんだけど
実際近くで見ると、ほんとうに綺麗な宝石みたいなの。

食べるために育てているケールとはまた違った感覚で、
なんとなく胸がキュンってするような。

珍しく、食べられないものを育てるけれど、
元気に育って欲しいな!

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