ZENBヌードルとNEXT チキンでヴィーガンヌードル!

『炭水化物が人類を滅ぼす 〜糖質制限からみた生命の科学(夏井睦著)』
発売当時にこの本に出会ってから、早7年あまり。

当時は、ランチは必ずパスタ!な生活をしていたので、
パスタ以外の炭水バケモノを減らすことから始めたんだけど、
去年お酒を一時断ったのをきっかけに、
10年以上にもわたるランチパスタ人生も終わりを告げることになって
炭水バケモノの摂取が許されるのはお鮨とバーガーだけ!というくらい、
最近の食事は、タンパク質中心。
(かっけにならないようにせねば…

とにかく出来る限り炭水化物を減らしているんだけど
ふと、とある広告で「ZENBヌードル」というものが目にとまって、
それが「豆100%の麺」だっていうわけ。
グルテンフリー(小麦粉使っていない)食品ってことだよね。
 

 
豆100%の麺?

頭の中はこんなかんじ。
(えんどう豆→根粒菌がいたはず→タンパク質??
(グルテンフリー→脱炭水化物?→低糖??
それって、つまり、高タンパク、低糖なんじゃないの??

ということで、よくわからないながらにお取り寄せしてみました☆

パスタ(乾85g/茹200g) ZENBヌードル(乾80g/茹200g)
食物繊維 6.0g 14.2g(+2.36)
タンパク質 11.6g 13.7g(+1.18)
糖質 58.4g 36.2g

 
同梱されていたパンフレットによる、パスタとZENBヌードルの成分比較。

食物繊維、タンパク質がパスタより多く、糖質に至っては39%減!
ということみたい。

これは、
NEXT MEATSのNEXTチキンが思った以上に鶏肉だったから
ZENBヌードルとNEXTチキンをフュージョンさせたら
低糖で高タンパクなヴィーガン(ベジタリアン)ヌードルが
できあがるんじゃない??!
NEXT MEATSのお話はコチラ

ってなことで、いっちょやってみようと思います♪
 

その前にッ!!

乾麺そのままをポリポリ…。

…しーん。。

なんというか…
生豆の独特の青臭さがあるでしょ?
あの豆感がしっかり存在するの。
この青臭さがどうなるのか不安を抱えながら、
Let’s お湯へ投入!
 

 
茹で方は、普通にパスタを茹でるのと同じように沸騰したお湯へポイっ!
からの6分茹でるみたい。
電子レンジでも調理できるそうですb
 

 
茹で上がりは、こちら。

見た目は、すごく普通にパスタ。
だけど、表面に少しこなっぽさがあるのか、パスタのように弾きあう感じはなく
ペタっとくっつきあっちゃうかんじ。

説明書では、麺がくっつきやすいので、お湯を切ったらなるべく早く調理することと
くっついた場合は、お湯や水に通すとほぐれやすくなる、とのこと。

 

いざ、実食!

乾麺のときに感じたあの豆臭さは、
遠くに感じようと思えば感じる、くらいまでなくなり、
代わりに、お豆の良い甘みと旨味がグっと引出されてきます。
小麦麺ではないことはすぐわかるものの
「こういう食べ物」としてはすごく完成度が高い気がします。

パスタの代用とか、パスタみたい、という言い方ではなく
冷麺が冷麺として全国に広まったように
「ZENBヌードル」と言いたい、新しい麺だと思う。

ただ、
うどん!そば!パスタ!レーメン!ゼンブヌードルッ!
ちょっと長くて言いづら…くない?

ゼンヌー!とかどう?
ヌーだと動物みたいだから
全面的にゼンメン!みたいな?
食品の最初に濁点がくると濁る感じするし、
お豆を全部まるごと、を言いたいわけだから
マメン!とかどう?(勝手に名前変えちゃうっていうw

ついでに、ジョイマン(吉本の芸人さん)でてきて
すいまめ〜ん!とか言う図が浮かんで
ナナナナ〜、ナナナナ〜、ナナナナ軟骨〜♪
とか歌いたくなってしまう。

さてさて、この麺の美味しさがわかったところで
例のNEXTチキンとフュージョン(ドラゴンボールじゃないよ!)
させていきます!

ひとまず、わたしがトマト缶が大好きなので
「鶏のトマトパスタ」を模して…
 

ZENBヌードルとNEXTチキンでヴィーガンヌードル!

トマトパスタ!といった方が万能ウケしやすい気がしつつ
ZENBヌードルって言ってるんだから、
やっぱりヌードル!といって〆た方がいいかな?!と思い、
あえて、あえての、ヌードルですb

<材料>
ZENBヌードル 1束
NEXTチキン 1/2袋
トマト缶 1/2缶
塩、胡椒 適量

NEXTチキンにニンニクとハーブがとてもよく効いているので
オリーブオイルをひいたフライパンでそのまま焼いていきます。
 

 
NEXTチキンの両面に焼き色がついたら、
トマト缶を入れます。
 

 
そして、
この茹で汁には、黄えんどう豆の旨味や成分が溶け出しているそうなので、
茹で汁を入れ、お塩で味を整えつつ、煮詰めていきます。
 

 
ZENBヌードルが茹で上がったら、
しっかり湯切りするのではなく、
パスタと同じように、湯が滴り落ちるくらいの感じでソースに投入します。
 

 
ヌードルをソースに絡めながら水気を飛ばし、
お皿に盛り、お好みで胡椒をふります。
 

 
じゃじゃーん!
「ZENBヌードルとNEXTチキンの低糖高タンパクヴィーガントマトヌードル」の
かんっせい、でーす!
 
な…名前が長い!w
 

 
名前の長さは置いておいて…

お味は、
トマト味の、なにやら新しいものが詰まった味。

まったく表現になってないけど、
「鶏のトマトパスタ」の味ではまったくないし、
うっは〜!おいしい〜〜!でもないけど、
悪くない。

動物性タンパクが入っていないので「コク」はないんだけど、
旨味はしっかりあるから、
「こういう食べ物」という味、かな。

これが植物由来100%で、
グルテンフリーで低糖だしタンパク質も豊富なのだとわかれば、
レストランで注文して出てきても、
まったく違和感なくいただける感じ。

モスのPlant-Based green burgerや、
バーガーキングのPlant-Based Whopperに比べると
ショックを受けない食事としては
かなり完成度の高い仕上がりなんじゃないかしら。

コレ、おもしろいわね…!

今回はトマトパスタ風に仕立ててみたけれど、
このZENBヌードルとNEXTチキンの組み合わせで
パスタを模さなくても、いろいろできそう!

ただ、低糖とはいえ、きちんと糖質はあるので進んで食べたくはないけれど
次のイメージがふつふつと湧いてきたところで
また次回!

 
ごちそうさまでした!

 

ほんとに低糖、高タンパク?

ここまで書いておきながら、いまさら??
という感じだけど、
果たして本当に低糖でタンパク質が豊富なのか
適当ながらも調べてみました。

ZENBヌードル
(1食80g/茹200gあたり)
NEXTチキン
(1食100gあたり)
ZENBヌードル
+NEXTチキン
ファミリーマートの
「チキンのトマト煮込みパスタ」
カロリー 261kcal 157kcal 418kcal 566kcal
脂質 2.5g 2.9g 5.4g 18.5g
炭水化物 55.1g 15.7g 70.8g 69.4g
タンパク質 16.6g 17.9g 34.5g 30.2g

 
ZENBヌードルの成分は、
パンフレットに書かれているものと、パッケージに書かれているものが違うので、
パッケージに書かれている1食分を基準にしています。

NEXTチキンに糖質が記載されていないので
炭水化物量で比較しました。

何と比較していいのか謎でしたが、
「鶏のトマトパスタ」で検索したところ
ファミリーマートの「チキンのトマト煮込みパスタ」の成分表があったので
そちらを参考にしました。


カロリーと脂質がすごく抑えられるものの
炭水化物量とタンパク質量はあまり大差ないのね。

NEXTミートにしてもZENBヌードルにしても
穀物が原料である限りは炭水化物量を減らすには限界があって
でも、タンパク質については、お肉と大差ないくらいの量が
その穀物から摂れるよ、ってことかな?


ついでに、
好きなディチェコNo.11とZENBヌードルの比較。

ディチェコNo.11(80g換算) ZENBヌードル(80g)
カロリー 280kcal 261kcal
脂質 1.2g 0.9〜2.5g
炭水化物 55.2g 49.8〜55.1
食物繊維 2.3g 9.9〜13.6g
タンパク質 11.2g 13.0〜16.6g

 
ZENBヌードルの方が食物繊維量が高いけれど
他はたいして変わらなそう。

つまり、ディチェコやその他の麺の「代用」にできる!
とおもってお取り寄せしてみたけど、
ZENBヌードルは、小麦粉ではなく、米粉でもなく、
黄えんどう豆という穀物で麺が作れました!
という新しい麺の提案なんだね。

グルテンフリーは、たまたま付いてきた副産物。
穀物である以上は糖質はあるよ、ということかな?
 


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