あまうま中玉トマトの苗

ベランダでトマトの水耕栽培!【設置編】

「水耕栽培」といえば、
カイワレダイコンとかもやし、三つ葉が代表的だと思うけれど
わたしの記憶だとここ10年くらいの間に、
サラダ菜とか水菜などの葉物野菜もスーパーに並ぶようになったし、
なかでもトマトはかなりメジャーになったんじゃないかしら?

そんな水耕栽培。
小学校の理科で、
植物の発芽には、①水、②空気、③温度が必要で
植物の成長には、④光、⑤肥料が必要って習ったよね。

水って、水じゃない。
酸素や多少のミネラルは含まれているかもしれないけれど、
水分を補う役割はあっても、
生物の体を維持できるほどの役割は…、ないよね。

空気や温度はわたしたちが生きていられる限り当然あるものとして、
自分で土いじりをして野菜を育てるのが好きだから、
バクテリアが活発に生きている栄養豊富な土の存在を知っていると、
水と光だけで育つの?って疑問だったし、
育てるためには肥料が必要で、それって化学的なものなんでしょ?って、
なんだか安心安全な食べ物からは遠ざかるような気がしていたんだよね。

だけど、いろいろ考えると、
何が安心で何が安全なの?ってことになるわけ。
わたしたちが、自然だと思い込んでいるものがどこまで自然なのか。
人が住みやすいように暮らしを整えた環境のなかで、
人の手が介在しない、人工的ではないものが、むしろある?

そんなとき、8番目の姪が生まれるのをきっかけに、
「食べられる植物」が目の前で育つ感動を知って欲しいなぁ!と、
育てやすいトマトをベランダで育ててみることにしたの。
だけど、ベランダでしょ?
土でドロドロになったら明け渡すときに困るでしょ?

これは…水耕栽培か。

ってなことで、2017年から2年、
大宮のアパートで水耕栽培ゲームを始めてみたの。
最初の1年はほんと試行錯誤の年で、
PlantNoteという栽培記録をつけられるサイトを使って記録して
その中で、先輩たちからいろいろ教えてもらって、
2年目は1年目の経験が生かされて、かなりうまくいったの。
だけど、その後2年は薄暗いマンションに越してしまったので
ユーイングのGreenFarmでケールを育てるくらいしかできなくて。

でも!
今年4月に越してきたココのベランダが好条件だったので
2年ぶりに再開することにしたんですb

ただ、いざ始めようと思っても、これがなかなか大変。
当時作った水耕栽培の容器とかは引っ越しで捨てちゃったし、
残っていたのは、エアポンプと分岐とポットだけ。

それでも、野菜作りはわたしの精神安定剤!
ということで、容器から作り直して始めてみました♪

 

まずは、苗づくり

3月19日に引っ越しだったので、
苗の仕込みとしてはちょっと遅いかな…という時期だったけれど
始めなくては始まらないので、
部屋が少し落ち着いた3月26日にひとまず種まき。

種まきは、スポンジの上に種をまいて、
水を入れたタッパーに浸して、発芽を促します。
水を入れすぎたりスポンジに埋めすぎると種が呼吸できないので、
適度に。

 
発芽したら、ユーイングのGreenFarmへお引っ越し!

ユーイングといえば、1年前にGreenFarmが生産中止になって、
今年の2月28日に廃業だっていうから本当に残念。
ステイ・ホームで水耕栽培も需要があるだろうに…。
光、水、空気(水中)、これが揃っていて適度な価格の商品は、他にない。
 

 
ユーイングのGreenFarm的なものがない場合は、
下で作る水耕栽培装置の材料をここで準備して、自作します。
太く強い苗を作るためには、水中の空気は必須です!

容器は1苗づつのものではなく、同じ容器でいくつか栽培できるようにします。
このときは、Seriaの収納ケースをつかいました。
最近は、ダイソーでも同じようなものが販売されるようになっていた気がします。

付属の蓋に穴を開けたこともありましたが、硬いので、
お肉とかのトレイを使うと楽ですb
 
アルミホイルは、藻対策です。

 
肥料はこちら。
「ハイポニカ」の液体肥料で、A液とB液を混ぜる2液タイプ。
2液より1液のほうが楽じゃん?と思うけれど、
わざわざ2液にするってことは…!です。

いろいろ試した結果、
口コミ通り、ハイポニカが最高b
 

 
なぜ2液になっているかというと、
栄養のない水を、土と同じ条件にするにあたり、
ある成分を濃縮して一緒にすると凝固しちゃうんだって。
それを防ぐために、2液にしているのだそう。
(詳しくはハイポニカページをみてね!

他社製の1液タイプもあるけれど
その場合は、ハイポニカが配合している肥料が入っていない、
または、おおむね土用なんだって。

良いものには、理由があるb

 
 

ベランダ環境を整える

さて、苗を仕込んでいる間に、いろいろ準備をします。
まずはベランダ。
ただ野菜を育てるだけでは色気がナッシングなので、
心がよりワクワクするように、
2年間眠らせていたウッドデッキと台を取り出してきて設置。
そして、頻繁にベランダに出ることになってお向かいさんに申し訳ないので、
新たにシェードを取り付けました。
 

 
なんか、向こうが透けてるけど、
向こうからはどうなんだろうね?
見たくないものをお見せしたら、お許しくださいませ。
 

 

水耕栽培装置の準備

さて、大宮での2年間の栽培でわたしがたどり着いた
ベランダでできる最高の水耕栽培装置です!

とはいえ、休耕していた2年の間に
似たようなものが販売されるようになっていて(ステイ・ホームの影響?
水耕栽培も活発になってきたんだなー!と感じる今日この頃。

水耕栽培に必要なのは、
①水(+液肥)
②光
③空気(水中)
です。
多くの家庭での水耕栽培では、③の水中の空気が疎かにされがちで、
水換えによって補うことを想定してると思うのだけど
はっきり言って、1日に1回の肥料入りの水換えなんて、
「致しません!!!(大門道子ッ!by Dr.X)」

わたしはズクなし中のズクなしなので(=怠け者)
エアポンプを使います。

<材 料>
・3L蓋付きバケツ(アズワン プラペール DSP-3F/価格576円)
・冷熱遮断アルミシート(ボウエキ 冷熱遮断アルミシート/価格420円)
・栽培ポット
・ハイドロボール(大と小)
・エアポンプ(水作 水心 2S →大きさは栽培数による)
・エアチューブ
・エアチューブ分岐(空気圧調整できるもの)
・エアストーン
・コンセントタイマー(REVEX 簡単デジタルタイマー PT70DW)
 (何プログラムもセットできるもの
・支柱(180cm〜)とそれを支える物干し竿

<欠かせないこと>
・コンセント
・適度な太陽光
・暑すぎないこと
 (南向きだと50度位まで上昇して焼きトマトが出来上がります)
 

 
プランター栽培に比べると必要なものが多いけど
1回揃えてしまえば毎年使えるので、踏ん張りどころ。

バケツの蓋に、栽培ポットのサイズに合わせて穴を開けます。
ポットがひっかかり、根が水につかるくらいの塩梅。
素材にもよるとおもうけれど、ホットカッターがあると便利。
 

 
こんな感じになれば、オッケー!
ついでに、エアチューブを通すために、
蓋の一部を1cm角ほど凹っと切っておきます。
形はともかく、チューブが通れば、オッケーb

そして、
夏場の水温上昇と、根への光の透過を防止(藻の発生を防ぐ)するために
バケツをアルミシートで覆います。
水温が上昇すると、苗が茹だってしまうし、
藻が多くなると、藻が栄養を奪ってしまうからです。

夏場は、場合によっては氷を入れたりします。
 


水耕栽培装置全体像
最終的に、こんな感じの姿を目指しますb
今回は、中玉トマト3株、マイクロトマト3株、計6株いきます。
 

 
電源
電源は、ベランダにあるガス給湯器用?のコンセントから。
コンセントがない場合は、アウトw

エアーの分岐
エアチューブの分岐は、
圧を調整する弁のない、安いPP製のものもあるけれど、
連結すればするほど空気圧が減少するので、
弁で圧力調整してあげたほうが、それぞれのバケツに均一に空気がまわります。

エアポンプをタイマーで管理
コンセントタイマーは、0時から2時間おきに15分づつ、
12プログラムをセットします。

電気製品の防水対策
ガス給湯器にカバーがかかっている場合は、カバーの中を間借りします。
今回は剥き出しの給湯器だったので間借りできず、
防水対策はジップロックを使いました。
ケーブルやチューブの出入口には防水テープを巻きつけておきます。
さらに、何かカバーをつけられたらベストですが
いまのところはコレで…
 

 
ここまでできたら、準備完了!
あとは、外の気温が暖かくなり、苗が適度な大きさになるまで待ちます。

 

いざ、設置!

ハイ、外の気温が暖かくなり、苗が適度な大きさになりました〜♪
まるで、3分クッキングみたい〜♪♪

 
という遊びは置いておいて…、
3月26日に種まきをしてからおよそ3週間、
三寒四温なぽかぽか時期がきた4月18日に移植しました!
種まきが早く、まだ外が寒い場合は、外が暖かくなるまで室内で育てます。
室内だと徒長(葉と葉の間が間延びすること)しがちなので、
なるべく日光にあてるようにします。

設置図は、こんな感じです。
 

 
液肥の濃度
お水に肥料を入れることはもちろん大事なのだけど
肥料を入れすぎると、逆に苗が弱ってしまうので、
蒸発などを考慮し、肥料は多めより少なめにしておきます。
3Lバケツなら5ccづつ、くらい?

EC値が分かる場合は、1200μS/cm前後にしておくと良い感じで、
トマトの葉が内側にクルクルっと丸まってくるような場合は、
液肥の濃度が高い可能性があるので、少し薄めてあげます。

 

ここまでくると、ひと安心。
あとは、お水が無くなったら溶液を足してあげるだけ!で、
綺麗な緑と成長をみせてくれ、
開花、そして美味しい実をくれます。

なんて、いい子!

とはいえ、新しい環境での栽培なので、
いつどんなトラブルが起こるかわかりません。

丈夫に元気に育ちますよーに!
の祈りを込めて経過観察しまーす!

つづく。