手打ち粗挽き蕎麦

粗挽き蕎麦を探す旅

お蕎麦って、ほんと美味しいよね〜!

新しいお家に引っ越しをしてから、よく打つようになったお蕎麦。
少しキッチンが狭いので打ちづらいかなぁ?
と思っていたんだけど、狭いながらも悪くなく、
なによりも、姪No.8が「お蕎麦食べたい〜」「お蕎麦美味しい〜」
と言ってくれるので、打ちやすい打ちづらいとか関係なく、
お調子者のわたしが有頂天になって打つ、最大の要因となっているわけです。

そんなこんな、
打ち始めのころは、どんなお蕎麦が好きなのか自分でもわからなかったから、
「打ちやすい!」とか書かれているそば粉を買っては試していたんだけど
地元の製粉会社「高山製粉」の「玄挽」という
玄そばを粗挽きしたそば粉に出会ってからは
お蕎麦をまるごといただくようなお蕎麦にドハマりしてしまって
高山製粉一択で蕎麦を打ってきたの。

でも、ずーっと打ってると、疑いも生じてくるわけ。

「果たしてこのそば粉は、本当に美味しいのか?」

長年一緒にいるパートナーに対して、
「果たしてわたしは、本当にこの人のことを…」
と思うのと同じかもしれない。
(ぇ?そうなの??

離婚率は20代が50%と最高を記録するのに対して、
(授かり婚とか、勢いとか、いろいろあるんだろうね?
浮気率は30代40代が30%だっていうから、
2、30代で結婚して10年もしたら、
いろいろ「ゆらぎ」がくるのもわからなくもない。

人の浮気と比べては、いろいろ問題がありそうだけど、
心境としては、多分同じところよね。
ずーーーっと同じものと接していると、
「果たして…」と思うのはごく自然なことだと思う。
まして、言い訳ではないけれど、(言い訳だ…
向上心があればあるほど、そういう気持ちは生じやすいと思う。

さて、ここでわたしは「浮気」をするのです。
フフフフ〜ン♡

やっぱりね、たとえフシダラだと言われても、
それは他者の勝手な価値観による判断や評価なわけで、
「これでいいのだ!」と、
自分自身による自己の決断をするためには、決断するための材料が必要で、
同じようなものがたくさんあるときには、比較しないとわからない。

そんなの比較しなくたって分かるじゃないか!
という人は、比較できていない、もしくは、比較してない、
比較することを放棄している、と思う。
探究心があまりにもなさすぎる発言だ。
例えば、1+1と、2+0は、数としての答えは同じでも
答えの2に行き着くまでの過程はまったく異なるわけです。

こんなことを言っているから、
結婚できないンだよね。

まぁ、そんなことはおいておいて。

より面白い男性を、あ、ちがう。
「より美味しいお蕎麦」を求めてネットを漁りました。

ただそば粉を調べても、無限にあるので、
好きな「粗挽き系」に絞りました。
で、今回目にとまったのが、
内田商店の「キタワセ(粗挽)」「キタノマシュウ(挽割)」「牡丹(挽割)」。
これを、
いつも食べている高山製粉の
「信濃」「玄挽」そして、内田商店のキタワセに合わせて「北海道」と、
打ち比べ、食べ比べをしてみようと思います。

さて、そんな企みをしていたら、
「今週お友達とご飯を食べるんだけど、お蕎麦もってこない?」
というお誘いをいただきまして、
1.5人前6種類を持って、お邪魔しに行って参りましたb

「お蕎麦もってこない?」のお誘いは、
とてもすごく嬉しい!!
 

 
粗挽きのそば粉は、打ってからどんどん劣化してしまうので、
お粉のキメの細かそうなものから打っていきます。

(左)①信濃→②北海道→③キタノマシュウ→④キタワセ→⑤牡丹→⑥玄挽(右)
 

 

①高山製粉「信濃」
前にもブログに書いたけれど、2021年1月に発売されたばかりの商品。
丸抜きした蕎麦を、性格の違う3つの石臼で挽いてブレンドしたもので、
風味、甘み、コシが揃ったお蕎麦。
加水率は42%前後。
打ちやすくて、何か秀でているわけじゃないけれど、
平均的に優秀なタイプ?w

高山製粉「信濃」

 
②高山製粉「北海道」(キタワセ)
北海道産玄ソバの挽き割り、大型石臼挽き。
あっさり淡白な味で、つながりは抜群、10割そばも楽に打てるみたい。
加水率は43%前後。
あっさり味だって書いてあるけれど、
香りがよくコシがあって、信濃より美味しかったし、
この後北海道産のお粉を3種類食べるけど
どれよりも甘かったぞ?!

③内商店「キタノマシュウ」
挽き割り石臼挽き粉。
挽き割り粉は、そば殻が少量入る製粉の為、
絶妙な色合い・食感・味を生み出します。
キタワセを比較した場合、甘みがあるという評価みたいだけど…
加水率50%で打ちました。(記載なし)
感触は、打ちやすい粗挽きというかんじ。
美味しいけど、何と言って特徴を感じないお蕎麦でした。

④内田商店「キタワセ」
玄挽き粗挽き石臼挽きそば粉、大型石臼。
フルイにかけたら、そば殻が残るくらいの粗挽き。
加水率54%で打ってみました。(記載なし)
これ繋がるのかな…と思うくらい砂っぽくガサガサ。
口当たりはザラザラ!
風味は香ばしく、味は、ザ・蕎麦!
高山製粉の玄挽と比べると、いままで食べていた玄挽が上品に思えるくらい、
野趣味満載、個性的で楽しいお蕎麦でした。
だた、やっぱり香りや甘みには欠ける…

内田商店「キタワセ」玄挽き粗挽き

 
⑤内商店「牡丹」
玄挽き石臼挽きそば粉。
摩周湖周辺で栽培される北海道の在来種で、
キタワセが主力になってからは生産量が1割未満となり
幻のそばといわれているみたい。
加水率53%で打ってみました。(記載なし)
玄挽というと粗挽きのイメージがあるけれど、
粗挽きより細かいのかなぁ?わりと打ちやすい。
口当たりは滑らかで、キタノマシュウより美味しいけれど、
キタワセの玄挽粗挽きのインパクトが強すぎた。。

内田商店「牡丹」玄挽き

 
⑥高山製粉「玄挽」
玄そばをそのまま大型石臼製粉した、超粗挽きそば粉。
いつもの、定番の、玄挽です。
加水率53%前後。
透明感がありプリンとした食感と言うけれど、ほんとにそう。
内田商店の玄挽きと比べると、その透明感がよくわかるし、
プリンとした食感もよくわかる。
ほんとに美味しいそば粉だと、改めて感じます。

 

さて、ひと通り浮気をしてまいりましたが…、
ほんとにどれも、甲乙つけがたいくらい個性があって、
美味しいお蕎麦でした。
ただ、いまのところ高山製粉のそば粉は、
目隠ししても分かるくらい、ズバ抜けて味、香り、食感が良い気がします。
何が違うんだろうね?

安定の「玄挽」に腰を据えたほうが、
なにも考えずに、美味しい〜!と言っていられるので楽だけれど、
100あるお蕎麦のうち、1しか知らないくせに蕎麦が好き、とか、
やっぱり言いたくないじゃない?

とかいいながら、知ったかぶったりもしているけれどw

できれば、100あるうち90くらいは知りたい!と思うし、
あと、今回持って行ったお宅の方がね、
黒いお蕎麦たちを食べて
「こんなお蕎麦、食べたことない!」
って、驚いてくれたの。

あぁ、お蕎麦打てるようになってよかった!って思ったんだよね。
だから、もっともっといろんなお蕎麦と出会って
面白いお蕎麦を紹介できたら、きっともっと楽しいだろうな!って。
なので、
今後も引き続き「浮気」に励みたいと思います♡

もちろん、いいそば粉に見合うだけの腕を
ピカピカに磨かないと、ですね!

玄挽さんより美味しいそば粉に出会える日は、
果たしてくるのかどうか…!