分厚いパティのバーガーが食べたい!
そう思って、300gパティのバーガーを以前作ったんだけど、
お肉のパンチがすご過ぎて、
バンズが負けちゃってる感が否めなかったんだよね。
その時のはコチラ▶︎
なんとかして、このパティを受け止めたいなぁ…(´-`).。oO
しっかりしたお蕎麦が食べたかったら、
玄ソバ(ソバ殻がついたソバの実)一択になるんだけど、
小麦粉ももしかして、全粒粉を使ったら応えてくれるかな?!
そんな推測のもと、全粒粉を使ったバンズを作ってみました♪
全粒粉には、
焼き上がりの香ばしさが特徴の、
ナンブコムギを石臼で挽いたものをチョイスb
では、いってみまーす!
<材料(φ11cmバンズ2個分)>
・強力粉 80g
・全粒粉 45g
・薄力粉 25g
・砂糖 10g
・塩 2.5g
・ドライイースト 2g
・水 95cc
– – – – – – – – – –
・無塩バター 10g(常温に戻す)
– – – – – – – – – –
・溶き卵、ブルーポピーシード 適量

まずは粉類、砂糖、塩をボウルにふるい入れます。
全粒粉の粗い粉がフルイに残りますが、ある程度振ったら、ふるいにかけたものと合わせます。
そこに、ドライイーストと水を入れて混ぜます。
かなりベチャベチャですが、粉に水がまわったら平らな場所に出し、擦り付けるように練っていきます。

少しモッチリしてきたら、常温に戻したバターを包み、再度、擦り付けるように練っていきます。

こんな感じに、全体がモッチリとしたら、ボウルに入れて、濡布巾またはラップをかぶせ、30℃くらいの場所で2倍に膨らむまで、30〜40分発酵させます。
(1次発酵)
ラップには、マジックで生地の大きさに合わせて丸を描いておくと、どのくらい膨らんだかわかりやすいです。

指に強力粉をつけて、ズブっと挿して抜いたときに、生地が戻らなければ、発酵完了。

ボウルから優しく生地を取り出し、スケッパーで2等分します。
切り口を留めるように丸くし、とじ目を下に置いたら、濡布巾をかけて20分ほど休ませます。
(ベンチタイム)
このベンチタイムをすることで、キメの細かいパンができるそうです。

ベンチタイムが終わったところ。
ここで軽くガスを抜き、オーブン皿へ移動させます。
セルクルなどの型に入れる場合は、ここで入れるといいの…かな?
30℃の環境で2倍に膨らむまで、30分ほど発酵させます。
(2次発酵)

2次発酵の具合が、フワフワのバンズができるかどうかの大事なポイントだそう。
発酵しきる直前で発酵を終えるのが、プロの技だとかなんとか?
・指で軽く押して戻ってくるのは、発酵が不十分
・指で軽く押して凹むといい感じ
・表面に気泡がでてくると、過発酵(しぼむ)

2次発酵が終わったら、溶き卵を塗り、ポピーシードをまき、200℃のオーブンで10分焼きます。
今回は、香りがよく、白いバンズに似合いそうなブルーポピーシードを選んでますが、白いポピーシードや胡麻などでもOKですb
180℃で20分ほど焼くレシピが多いですが、長時間焼けばやくほど水分が抜けて硬くなるので、高い温度+短時間で焼いた方が、パンはふんわり焼けるんですって。
化学だね〜


「じょうずに焼けました〜♪」
(モンハン的な?
パンのことは(も?)よくわからないので、わかりません。
でも、香りが濃厚で、しっとり、フワフワです♡

バンズが焼けたら、パティを作ります。
ビーフなら部位はどこでも。
今回は、バラ肉と肩ロースの切り落としに、ローストビーフ用(ザブトン)を粗挽きにし、200gのパティにしました。
細かく挽くと、ハンバーグみたいに食感がペッタリするので、肉の感触がしっかり残る粗挽きがおすすめです。
成形できたら、ステーキと同じように、焼くまでの間に常温に馴染ませておきます。
ミンチ肉なので、長時間の放置はおすすめしません。

塩胡椒は、焼く直前に振ります。
ミディアムレアを狙いたいところですが、ミンチ肉の場合、清潔な肉であることが保証されていない限り、食中毒の可能性がとても高いので、鉄串を挿して中央に火が入ったのを確認します。
炭で焼ける環境があれば、炭がベストですb
お肉をヤケドさせるのは忍びないですが、肉の香ばしさがあってこその、バーガー!

パティを焼いている間に、バンズの切り口をトーストしておきます。
パティが焼けたら、
【下】肉・玉ねぎ・トマト・レタス【上】の順になるように重ねて、できあがりです!
レタスを一番下にしない理由は、コチラ!


美味しそう〜〜♡
この美しいフォルムを見るために、
頑張ってバンズから作るのですψ(`∇´)ψ

イッタダッキマース!
ガブっ!
ふわッ(バンズ)
さくッ(バンズのトーストした面)
じゅわぁぁぁぁ〜(パティ)

全粒粉の香り、甘み、旨み
ビーフ100%の肉汁パンチに
玉ねぎ、トマト、レタスの食感。
バンズがVery 負けてなぁ〜い!
ケチャップ、マスタードもしっかり付けちゃいます♪
これができる余裕のあるバーガーこそが
バーガー!!

焼き加減、ギリギリセーフかな…!?
食中毒は辛いから避けたいけれど、
焼き過ぎも…だものねw
自分で作っている以上は、自己責任で自由だw
それにしても、
初めての挑戦にもかかわらず
予想以上にバンズが上手に焼けたのが嬉しい。
全粒粉の香り高いふんわりバンズを、
こんがり焼いたカット面がキリっと引き締めて、
200gのビーフパティから湧き出す肉汁をガッチリ受け止める、
パワー系バーガーψ(`∇´)ψ
かなり完成度高く仕上がったのではないでしょうか♪
200gのパティに耐えてくれたので、
次はやっぱり300g…かな!!
ごちそうさまでした!!